社交ダンス (Ballroom dancing)を始め何年にもなるのですが。
相方からは音楽を聴きリズムに乗るように言われています。
考えすぎた ステップのぎこちなさに加え、音楽を「聴く」ことが
難しく、リズム感 (Sense of rhythm) がないようです。
そんな悩みから、AIのGeminiに「何年たってもが社交ダンスが
上手くならない 人が リズム感を養うコツ」を尋ねてみました。
長文の丁寧な回答をくれたGeminiのアドバイスを、
簡潔にまとめました。Geminiは物知りで親切で
無駄のないおしゃべりのようです。
Geminiの回答
1. 音楽を「聴く」から「感じる」へ
a) 拍子 (Beat)とカウントを意識して聴く。カウントを取りながら、そのカウントがどこで鳴っているのかを意識して聴いてみましょう。
b) アクセントがある拍(例えば、ワルツなら1拍目、タンゴなら1拍目と3拍目など)を意識する。
c) 色々な楽器の音を聴き分ける。ドラムやベースラインといった低音の楽器は、拍子やリズムの土台を作っています。音楽の骨格を感じ取ることができます。
d) メロディーライン (Melody line)を奏でる楽器(ピアノ、バイオリンなど)や、リズムを刻むパーカッション (Percussion)の音も聞く。それらがどのように絡み合って音楽を構成しているのかを分析するように聴いてみましょう。
2. 体を使ってリズムを刻む
a) 手拍子 (Clap)、足拍子 (Footsteps)をする。
b) メトロノーム (Metronome)やリズムアプリを活用。
c) シャドーダンスでリズムを表現する。実際に音楽をかけながら、基本ステップをゆっくりと行い、そのステップが音楽のどの拍に当たるのかを意識して踊ります。例えば、ワルツであれば、「1、2、3」のそれぞれで足が床につく、または体重が移動するタイミングを明確にしましょう。カウントを声に出しながら踊りましょう。
3. リズムパターンを体で覚える
a) 各ダンスの基本のリズムパターンを覚える。ワルツなら「1、2、3」。
b) リズムに合わせてカウントを声に出す。
4. 音楽との一体感を深める
a) 歌詞がある場合は内容を意識する。より深く音楽を感じられるようになります。
b) 曲の構成を理解する。イントロ (Intro)、Aメロ (Verse)、Bメロ (Bridge)、サビ (Chorus)、間奏 (Inter)、アウトロ (Ending)など、曲には様々な構成があります。まずは、曲の盛り上がりや静かになる部分を意識して、それに合わせて体の動きを大きくしたり、小さくしたりする練習をしてみましょう。
5. 継続と楽しむ気持ち
a) 日常的に音楽に触れる。意識的にリズムや拍子を聴き取る練習。
b) 音楽に合わせて体を動かすことを楽しむ気持ちが最も大切です。楽しんでいれば、自然と体が音楽に反応するようになります。
特に、メトロノームを使った練習や、シャドーダンス中にカウントを声に出す練習は、効率よくリズム感を養うために非常に有効です。
なお引用文献と参考文献の提示を求めると、以下のように返答してもらいました。「提供した情報は、特定の単一の文献から引用したものではありません。長年の指導経験、プロダンサーの解説、そして一般的な社交ダンス教育で共通して語られる基本的な概念と実践に基づいています」。そして具体的な出典や参考文献も紹介してくれました。
Gemini使用の感想
こんなに丁寧な回答をしてくれるのか、と感心しました。音楽はベースとメロディがあるというのも知りました。うまく踊れないダンサーである私に最適な回答だと思いました。単一の文献からの引用でないのがすごい、と思いました。AIと仲好しになろうと思いました。
専門分野でのオリジナリティはどうだろう、と思いました。次回、試してみたいものです。
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